【3/20開催】「<気候変動ラウンドテーブル>気候変動への適応策と防災・SDGs の連携~COP24を受けて今後の対応を考える~」に登壇します

以下のイベントに、JCC-DRRから合田茂広(ピースボート災害ボランティアセンター/JCC-DRR共同事務局)および長岡素彦(地域連携プラットフォーム/JCC-DRR運営団体)が登壇します。
ご一読の上、ぜひ多くの方にご参加いただければ幸いです。

気候変動ラウンドテーブル
気候変動への適応策と防災・SDGsの連携
~COP24を受けて今後の対応を考える~

http://jacses.org/411/

I.背景・目標

国連気候変動枠組条約第24回締約国会議(COP24)において、全ての国に共通に適用されるパリ協定実施指針が採択された。COP24では緩和・透明性・資金等に注目が集まったが、2018年は世界的に熱帯低気圧・洪水・熱波等の極端な気象やそれに伴う被害が発生し、適応策への関心も非常に高まった。日本には地震等の災害への防災・減災に関するデータや知見があるが、今後は長期的な気候変動等の影響への適応・レジリエントな社会構築についても更に対策を強化していく必要がある。

パリ協定が採択された2015年、新たな国際防災指針である「仙台防災枠組2015-2030」や「持続可能な開発目標(SDGs)」を中核とする「持続可能な開発のための2030アジェンダ」も採択された。昨年7月のUNFCCC適応委員会専門家会合では、パリ協定下の適応・仙台防災枠組・SDGsの関係性・国ごとの実施方法・モニタリング等に関する議論が行われた。これら関連する国際的枠組みが効果的に連携・補完し合うことも重要と考えられる。

日本は今年のG20議長国として、強靱かつ環境に優しい国づくりのため、気候変動対策や防災への貢献を掲げている。そのためには、これまで経験した災害から得た教訓を生かし、国・自治体と様々なステークホルダー(事業者・金融機関、市民・NGO/NPO・協同組合、アカデミア・研究機関等)が連携して対策を進めることが必要である。また、世界では、小島嶼国や後発開発途上国等のリソースやキャパシティが不足する国々に対し、日本の経験を生かし、国際社会と連携した資金・技術移転・能力構築等の支援実施も期待されている。

そこで、以下の目的のために、ラウンドテーブルを開催する。
・気候変動適応・仙台防災枠組・SDGsの効果的な連携を考える。
・気候変動適応策を推進するために、様々なステークホルダーや各地域の経験をどのように共有・今後に活かせるか検討する。
・小島嶼国や後発開発途上国等に対し、日本の経験を踏まえ、いかなる支援が必要か検討する。

II.日時

2019年3月20日(水)15:00~18:00

III.場所

衆議院第2議員会館「第3会議室」 [Google MAP]
※ 衆議院第2議員会館への入館には入館証が必要です。入館証は14時40分から会館ロビーで配布いたします。
〒100-8962 東京都千代田区永田町2丁目1-2 衆議院第2議員会館
<交通アクセス>
「永田町駅」1番出口より徒歩約5分(地下鉄有楽町線・半蔵門線・南北線)
「国会議事堂前駅」1番出口より徒歩約5分(地下鉄丸ノ内線・千代田線)

IV.対象

気候変動適応・防災等に関心を寄せる国会議員・省庁担当者・メディア・企業・研究者・NGO・市民等

V.主催

主催:特定非営利活動法人「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
助成:環境再生保全機構地球環境基金

VI.セミナープログラム<以下、敬称略>

1.報告・提起
「気候変動の影響とリスク(仮題)」
江守正多(国立環境研究所地球環境研究センター副センター長)

「COP24・パリ協定と気候変動国際交渉~適応に関する合意も含めて~(仮題)」
沖村理史(島根県立大学総合政策学部総合政策学科教授)

「適応ビジネスの最新動向(仮題)」
新地菊子(三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社環境戦略アドバイザリー
部シニア・コンサルタント)

「仙台防災枠組に関する取組と課題(仮題)」
合田茂広(ピースボート災害ボランティアセンター/JCC-DRR共同事務局)
長岡素彦(地域連携プラットフォーム/JCC-DRR運営団体)

「地域における市民の防災・減災のための取組(仮題)」
詩叶純子(特定非営利活動法人岡山NPOセンター)

「自治体による気候変動・防災・SDGsの取組(仮題)」
松元昭二(鹿児島県大崎町住民環境課課長補佐)

「日本の気候変動適応政策と取組(仮題)」
田中充(法政大学社会学部教授)

「気候変動適応策に関する提案(仮題)」
足立治郎・遠藤理紗(特定非営利活動法人「環境・持続社会」研究センター)

2.質疑応答・意見交換
○発言者:講演者他(参加者からの質問・提案も受け付け)
○論点(案):
・気候変動適応・仙台防災枠組・SDGsの効果的な連携
・気候変動適応策を推進するために、様々なステークホルダーや各地域の経験を
どのように共有・今後に活かせるか。
・小島嶼国や後発開発途上国等に対し、日本の経験を踏まえ、いかなる支援が必
要か。

※講演者・登壇者は追加・変更の可能性あり

VII.参加費

無料

VIII.定員

50名(定員になり次第、締め切らせていただきますので、ご了承ください。)

IX.お申し込み

こくちーずPROウェブサイト
https://www.kokuchpro.com/event/31fbbd8cdba99201efa38722c6e84f79/
から、もしくはFAX:03(3505)5554宛てに「2019年3月20日ラウンドテーブル参加申込」「お名前」「ご所属(勤務先・学校など)」「返信のためのご連絡先」を明記の上、お申込み下さい。

※参加申込において記載された内容(個人情報)は、本セミナーに関する目的に限り利用させていただきます。

X.お問い合わせ・お申込み

特活)「環境・持続社会」研究センター(JACSES) 担当:足立・遠藤
TEL:03-3505-5552 FAX:03-3505-5554