アジア地域人道パートナーシップ週間」国際会議(RHPW)へ出席しました。

アジア地域の人道問題解決に向けての連帯強化のため、近年「アジア地域人道パートナーシップ週間」国際会議(RHPW)が、国連人道問題調整事務所(UNOCHA)、アジア防災・救援ネットワーク(ADRRN)などによって開催されております。今年の会議RHPW24が12月にタイ・バンコクで開催されました。約60カ国から400人が参加し、活発に議論を交わしました。JCC-DRRの代表も参加し、JCC-DRRのフォーカルも主催チームに入っております。

会議の冒頭の全体会では、「パートナーシップ」のあり方について専門家が研究成果を紹介。先進国側と途上国側で、NGOの間でも様々に認識の差があることが指摘されました。同時に様々な壁を越えて相乗効果を生み出し、未曾有の危機に立ち向かう必要性も指摘されています。

また12日の分科会「先を見越しての行動や早期警戒システムが日本においてどう機能してきたか」では、JCC-DRRの代表が、以前行った早期警戒システムに関する調査結果などを紹介しました。参加者からは、「なぜ逃げない人がいるのか?」「障がい者にはどのように情報を届けるべきか?」「家庭ごとの避難計画の議論はあるか?」「先を見越しての行動に対する、財政的な支援はあるか?」など多数の質問が寄せられました。