JCC-DRRでは防災・減災分野で活躍する4組のNGO職員や研究者に委託し、「ソーシャルキャピタル(社会関係資本)と復興プロセスの相関性」に関する調査を行ってまいりました。
本調査は、ソーシャルキャピタルとしての「人やコミュニティが持つ力」を防災・減災を進める上での根拠(エビデンス)として関係者に広めることを目的に実施され、東日本大震災で被災した岩手県、宮城県、福島県の事例を取り扱っています。
ソーシャルキャピタルと呼ばれる「人やコミュニティが持つ力」は数値化しづらく、政策議論においてもその曖昧さから真剣に取り上げられてはきていません。しかし、それらが政策的に注目されて初めて、仙台防災枠組を実施する体制が整うのだ、と私たちは考えます。
本報告書が仙台防災枠組の実施を進めるうえで、関係者の皆様にお役立てていただければ幸いです。
報告書:PDFファイル(4.9 MB)
ソーシャルキャピタル(社会関係資本)と復興プロセスの相関性 調査報告書
A Report of Social Capital and its Correlation with Recovery Processes
- 目次
- 巻頭言
[第一報告]岩手県大船渡市・陸前高田市の事例(筒井哲朗)
[第二報告]宮城県気仙沼市の事例(飯塚明子)
[第三報告]宮城県仙台市・気仙沼市・石巻市・多賀城市・栗原市の事例 (石田祐・西出優子)
[第四報告]福島県双葉郡葛尾村の事例(下枝浩徳)
総括
編集後記
発行日 | 2018年2月28日 |
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発行 | 防災・減災日本CSOネットワーク(JCC-DRR) URL:http://jcc-drr.net/ |
事務局 | 特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター(JANIC) 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18 アバコビル5F TEL:03-5292-2911 FAX:03-5292-2911 URL:http://www.janic.org/ 特定非営利活動法人 CWS Japan 一般社団法人 ピースボート災害ボランティアセンター |
編集 | 小林 ひとみ(復興庁岩手復興局岩泉町役場派遣地域包括支援センター 復興支援専門員) 堀内 葵(国際協力NGOセンター アドボカシー・コミュニケーショングループ) |
編集協力 | 大橋 正明(聖心女子大学人間関係学科 教授) 小美野 剛(CWS Japan 事務局長) 重田 康博(宇都宮大学国際学部 教授) 水澤 恵(国際協力NGOセンター アドボカシー・コミュニケーション マネージャー) |
印刷・製本 | ベーテルフォト印刷株式会社 |